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SHUFFLE! MEMORIES

35点。

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詳しくはWikipediaを見てほしいのですが、SHUFFLEのディレクターズカット版&番外編。
誰のために作ったんだこれ。

第1話は導入編として設定説明。
第2話から第6話までは各ヒロインの前半。
第7話から第11話までは各ヒロインの後半。
第12話は番外編。

まず、各ヒロインのストーリーとなっているけど再編集のため○○エンドが確定している状況で、そのヒロイン以外ではもう偉いことに。ある意味悲恋のヒロインシリーズといった方がいいかもしれない。救いがなさ過ぎる。
さらにこれに拍車をかけるのがオープニング。刷新されてそこで流れる光景は各ヒロインエンド。もうね、切ないね。
なお繰り返し繰り返しどろどろしたシーンを何度も見せられる(あの空の鍋をかき回すシーンなど)ので、正直きつい。

では初見ならいいのかというと、設定説明が不充分だしどうやって関係が進展していったかがまずつかめない。
そのためヒロインの魅力ががた落ち。
もう誰をターゲットにしているんだか。ひどすぎる。
作るなら各ヒロインエンドで一から作り直せと言いたかった。

まあとはいってもOPとEDで各ヒロインが救われて楽しめたのでこの点数です。


文学少女

75点。

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原作はラノベみたい。
なおこの文学少女はOVA三作に劇場版があるんだけど、必ずOVAを順番通り見てから劇場版を見ないといけない。これ全部でひとつの作品。なのでこの点数も総合してのものです。

映像についてはProduction I.G.さんで、しっかりと作られてます。
各キャラクターは個性があり、声とのマッチもいいと思います。
そしてシナリオ…うーん。
終盤ヤンデレがしつこい。てかヤンデレアニメでした。
あととーこ先輩がどこまでいくんやって感じ。
もうちょっとどうにかならなかったのかな。キャラもよかっただけにもったいなく感じる。

なおこの作品は個人的にツボなセリフが多数出てきます。
「三つ編みは文学少女の証です」等々。
こういう細かなところが楽しめるのはプラスです。

シナリオがどうも、というマイナスを他の部分で若干フォローしてこの点数です。


SHUFFLE!

75点。

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エロゲからコンシューマー向けハード移植→メディアミックスという流れの作品。

僕のなかではエロゲ原作をアニメ化するのは中々に難しいと思っている。事実駄作もかなり出てきてるし。これはシステムとの相性からくるものなので仕方ないけどね。
けどこの作品は比較的うまくいった方だと思う。そのためにアニメオリジナルをかなり加え、原作のコンセプトすらも覆して伝説となった「空の鍋をかき回すヤンデレ」を産み出すことになったのだけれども。正直ぞわっとしたw

しかし最終的にあの人のEDになるとは…予想を裏切られた。まぁ個人的には彼女押しだったのでいいけどね。

その他の点については可もなく不可もなく。大きな加点も減点もなし、というわけでこの点数です。
いやぁヤンデレこわいわー(棒


デュラララ!!

85点。

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ラノベ原作のアニメ。
池袋舞台でのお話というとどうしても池袋ウエストゲートパークが浮かんでしまうけど、カラーギャングとか出てくる辺りはそういう町なんだなぁと勝手に思ってしまう。

作品の特徴は何よりも各キャラの個性。どれもかなり個性的だしいい味出してる。個人的には平和島静雄が一番好き。
あと音楽もよかった。作品のイメージを膨らませていると思う。

シナリオについては悪くはないな、という感じ。ラノベ原作のお約束で急にいやいやないよその飛び方は、と突っ込みたくなる展開がいくつかあった。けど前述のキャラの強さでギリギリありかなという範囲に収まった。
この辺りで少々減点。

しかし全体として面白かったし、2クールでもどんどん見れたのは評価してますので高得点。
けどこのあとの展開は微妙だからアニメでの続編はないだろうなぁ。