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ビビッドレッド・オペレーション

69点。

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パンツアニメから太ももアニメに変化してた。

ストパンの高村和宏監督によるオリジナルアニメ。2013年公開。
うーん、どこからコメントしたものか。
映像にについては良かったと思います。背景とか登場人物とか綺麗でした。OPとか頭に残る良い曲だったと思います。このあたりはプラスポイントです。

しかし、「そのマヨネーズは本当に必要だったのか?」と問いたいです。最初は笑って流して「もしかしたら伏線なのか?w」と思ってましたが、ただのキャラ付けとしか判断出来ませんでした。野菜には塩でしょ、ふつー。自慢の家庭菜園ならマヨたっぷりかけるなよ。
伏線でも何でもないとわかったら本当に気持ち悪いだけでした。

そして、「この世界(設定)が結局よくわからない」のは厳しい。アローンという存在が何なのか結局分からないし複数世界を扱うならもうちょっと説明が必要だと思う。さらに示現エネルギーについても「なんかすごい便利なもの」という扱いで終わっていてそれが世界にエネルギー供給して戦争がなくなって、とか言ってるけどリアリティが全くない。どう考えても示現エネルギーを求めて争いが起こるの必死でしょ。外敵がいればまだ説明がつくかもしれないけどこの場合外敵はアローンでありアローンは一色博士が7年前に訴えていたけど誰も信じなかった、つまり外敵は居なかったことになるのですよ。
こういう構成のあらがあちこちで目立って仕方なかった。

また設定を覗いた上でもストーリーが単調。ネットでも「このパターン見たよね?どっかの魔法少女と似てね?」とか言われてたりしてたけど同意。自分の中では「プリキュアを深夜アニメにした感じ」でした。ちょうどしゃべるフェレットがいるしね。要するに「おもしろみがない」のです。

このように珍しく酷評しているのですが、徹底したこだわりが見えたとところもあります。
それは「太もも」です。高村和宏監督は異常なまでにこの下半身の描写にこだわるらしく、確かにこの作品でもこだわりの(不自然な)カメラワークが多々認められました。さすがストパン監督。
あと制服、どう見てもありえません。完全に趣味を卍解させるためのデザインです。その点の男気は感じますよ。
しかし忘れては行けない事実があります。
彼女たちは、「中学2年生」なのですよ。14歳なのですよ。

結局思いっきり批判しましたが最後の監督のこだわり及び熱い思いは伝わったのでこの点数です。