Category Archives: 見終わったアニメ

見終わったアニメに対する私的レビュー。

フルメタル・パニック!

78点。

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伝統ある「鈍感主人公」ここにあれ。

ラノベ原作アニメで結構古めの作品。
この後2期、3期と作成されたアニメ化の1期目。

映像の作りはその次代のテイストがよく出ているもので、まあこんなものかな。
ストーリーは鈍感主人公に対してツッコミを入れるのがメインだと思っている。
あとヒロイン、どう見ても大佐殿でしょうよ?
メインヒロイン(笑)
いわゆる「フラグ」が随所に出てきているので、「ああこれがフラグを定着させていったんだなぁ」とほくそ笑みながら楽しめた。
続編はちょっと見てみたいかな、うん。

まあストーリーは楽しめたし大佐殿がよかったのでこの点数です


いちばんうしろの大魔王

65点。

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こわしすぎでしょ、色々と。

ラノベ原作→マンガ化→アニメ化という流れ。
最初の方は「おっ」と思う意外性もあったけど、段々とラノベお約束の展開になってしまった。
どうもラノベはなにかといろんなものをぶっ壊す傾向が強いですね。

映像、音楽ともに普通。悪く言えば「大量生産ラノベアニメ」の一つとしか思えなかった。
あと、最近は妙に胸部を強調したキャラクターが多かったりその逆で妙に小さいキャラクターが出たりするけど、キャラ立ちのために必要とは言え正直おなかいっぱい。同様に服を無意味に脱がせすぎ。無意味に。
個人的には面白くない傾向です!もっと構図や流れを考えてほしい。

でもまあ最後まで見届けることはできたしそこそこに楽しめたのでこの点数です。


秒速5センチメートル

91点。

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「いつでも探しているよ、どっかに君の姿を」

新海誠監督の有名作品。
2007年公開。

以前DVDをレンタルして見たときは本当に切なかった。
そして改めて見たらまた泣けてきた。
主人公の心理描写がすごくて、すごく切なくなる。
ものすごくきれいにまとまっているし、そしてテーマソングがこの作品にとてもマッチしている。
映像もいいし、キャラの顔も個人的には好き。
内容を語ると激しくネタバレになるので話せないが、まだ見ていない人はぜひ見てほしいと強く主張したい。

文句なしの90点以上で、過去の他作品の評価から相対的に評価してこの点数です。


猫物語(黒)

90点。

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ブラック羽川さんまじすごいっす。

西尾維新の物語シリーズ「猫物語(黒)」のアニメ化。
2012年の大晦日の夜に放送という思い切った企画。

元々アニメの化物語を見て好きになり、原作のシリーズを一期読み。
そして偽物語のアニメも全て見たところでのこの作品。
もちろんシャフト&新房昭之のコンビです。

結論から言うと、やはり面白かった。
相変わらず前半の雑談が入っており、また阿良々木暦氏の変態っぷりが映像で表現されていた。
なお妹たちが中学生に見えないほどに××くて相変わらずすごかった。
ストーリーは原作に沿ったもので、その世界観をこわしていないなと思った。
なお結構重たい話です。

TLで結構言われていたのがCMで、最初どういうことかよくわからなかったが、変なタイミングで(ひどいときは1分ぐらいで)CMに入っている事への苦情みたいだった。
けどこれは原作内の区切り(通し番号がついている区切り。多分章か節。これは猫物語(白)で意味が出てくる)でカットしたものだと思う。
個人的には問題ないですね。しかし大胆だったなぁ。

傷物語はよ。

西尾維新の一ファンとしてはとっても満足。
羽川さんマジすごかったです。
そして阿良々木さんマジ変態。
強いて言うなら、偽物語のアニメから感じてた過剰部分がやっぱりあって気になったのでこの点数です。


Steins;Gate

93点。

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アドベンチャーゲーム原作。
これがシュタインズ・ゲートの選択だよ。

元々神ゲーとして評価が高く、Windows版をプレイし感動。
そしてそのメインストーリーをアニメ化。

まずストーリーが素晴らしい。
前半色々な伏線が引かれていくけど、後半になるにつれてそれが回収されていき、終盤の展開!
ゲームのあの演出をちゃんと表現してくれたのが素晴らしかった。
音楽もストーリーに合っていて好きです。
ゲームで使われているのもアレンジされて採用されているしいいですね。

なおメインストーリーはゲームをちゃんとなぞっているけどオリジナルな部分も追加してある。
それも悪い方向ではなく補填あるいはフォローに近い。

各キャラが動いている姿が見れて非常に感動した。
まゆしぃもルカ子もフェイリスも素晴らしかった。
本当に‥‥
本当に‥‥
なぜ助手だけああなのだ!!
もうどう見てもアニメスタッフがまゆしぃ派でアンチ助手クリスティーナとしか思えない!!
正直この点だけ減点、でこの点数です。


俺の妹がこんなにかわいいわけがない。TRUE ROUTE スペシャル版

70点。

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ラノベのアニメ化→整理して放送。
痛いというより残念、が的確か。

通称「俺妹」。
最初放送された時にエロゲのパッケージ関連であーだこーだあったりしたらしい。
なお原作未読。

なるほど当時のはやりを詰め込んだ作品だなというのはよくわかった。
けどどうも自分としてはいまいち響かなかった。
ツンデレ妹の代表として出てくるけど正直ただ残念な人になってる。
黒猫も厨二病ということだが突き抜け方が足りない。
あとまだ回収していない伏線も多々ある。
まあこの点については二期が春からあるだろうけど。

そして自分に響かなかったたぶん一番大きな理由が「萌えを狙ったアニメなのに自分が萌えなかった」こと。
黒猫に少し反応したがこれでは足りない。
まあでもストーリー自体はそこそこ面白かったし、黒猫はちょっとかわいかった。
あと映像がちょっとよかった、ということでこの点数です。


ひだまりスケッチ×ハニカム

82点。

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原作は4コマ漫画で、すでにこれが第4期。
私は宮ちゃん派ですが何か?

このシリーズの評判は以前から聞いていて、今回試しに見てみるかと思って録画していたけど思いっきりはまったw
出演している女の子がかわいい。
こういうゆるふわな感じがいいですね。

そしてこのシリーズが新房×シャフトだというのを後から知った。
やっぱり個人的に好きなんだろうな、シャフトの作品。
映像や演出にそのテイストが出ていると思います。
ぜひ第5期が作成されるなら見てみたいですね。

非常に魅力的なキャラクターだし、展開も楽しかった。
この秋アニメの中ですごく気に入った作品でした。
ただ、この手の日常系ジャンルは癒やしにはなれどやみつきにはならず、
また以前の作品を見ていないのでそこを追っかける必要があったのがちょっとマイナスされてこの点数です。


バカとテストと召喚獣 〜祭〜

75点。

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ラノベ原作で第1期の後にOVAででたもの。
バカ道まっしぐら。

基本路線は第1期と変わらず。
その当たりのコメントは上のリンク参照。
気軽に楽しめたのでよし。

この後第2期に続く。
まあ二話分なのでそこまで掘り下げるものではないでしょう。

良い意味で無難な仕上がりだったということでこの点数です。


神様はじめました

70点。

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少女マンガ原作のアニメ化。
なるほど確かに少女マンガ的なストーリーですな。

当初今期アニメがdマーケットのアニメストアに出ていたから何の気なしに見てみることに。
後から確認したら少女マンガ原作と言うことで納得。
自分の中では少女マンガ原作アニメってあわないことが多かったのだけれども、これは結構すんなりと見ることができた。特に中盤までは色々凝ったこともしていたし、ストーリー展開も面白かった。
ただ後半から、こう‥‥完全に「恋する乙女」になってしまったあたりからは‥‥。
このあたりは好みでしょうけど。

映像については特に問題なし。
主人公の奈々生が何か妙にかわいい。高得点。
男性陣だとカラスのキャラが笑える。特に第10話EDとかw。

まあ全体的に気軽に楽しめたしキャラも立っていたし話もまとまっていたのでこの点数です。


SHUFFLE! MEMORIES

35点。

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詳しくはWikipediaを見てほしいのですが、SHUFFLEのディレクターズカット版&番外編。
誰のために作ったんだこれ。

第1話は導入編として設定説明。
第2話から第6話までは各ヒロインの前半。
第7話から第11話までは各ヒロインの後半。
第12話は番外編。

まず、各ヒロインのストーリーとなっているけど再編集のため○○エンドが確定している状況で、そのヒロイン以外ではもう偉いことに。ある意味悲恋のヒロインシリーズといった方がいいかもしれない。救いがなさ過ぎる。
さらにこれに拍車をかけるのがオープニング。刷新されてそこで流れる光景は各ヒロインエンド。もうね、切ないね。
なお繰り返し繰り返しどろどろしたシーンを何度も見せられる(あの空の鍋をかき回すシーンなど)ので、正直きつい。

では初見ならいいのかというと、設定説明が不充分だしどうやって関係が進展していったかがまずつかめない。
そのためヒロインの魅力ががた落ち。
もう誰をターゲットにしているんだか。ひどすぎる。
作るなら各ヒロインエンドで一から作り直せと言いたかった。

まあとはいってもOPとEDで各ヒロインが救われて楽しめたのでこの点数です。